長岡市内でジーポート積雪200㎝タイプを施工しました。
カーポートの組立工事は取付け位置、柱の位置を正確に決めることが重要です。
柱の位置が決まりましたら土間コンクリートをカットします。
そしてハツリ機でコンクリートに穴をあけます。
さらに残土に囲まれながら、ひたすら穴を掘り続けます。
今回の場合は柱が12本で大きいものは56㎝角でしたので
1日目は3人で穴を掘り続けて夕暮れを迎えました。
なぜこんなに大きな穴が必要かというと、単純計算ですが
カーポートの屋根の面積が、幅8.5m×奥行5.4m≒46㎡
積雪が2mで比重が0.3とした場合 46×2×0.3=27.6トン!
27.6トン÷12(柱の本数)=2.3 1本の柱にかかる重さは2.3トン!
(単純計算です。端部はもっと小さく、中央部はもっと大きな荷重が掛かります。)
この重さに耐えられる基礎コンクリートが必要なんです。
やっとアルミ工事です。
梁に部品を取り付け、柱、梁を組み立てます。
柱の垂直を確かめて柱まわりをコンクリートで固めます。
前日丸1日かけて掘った穴が1時間くらいで埋まってしまいます。
このコンクリート基礎がカーポートの全重量を支える要なんです。
ここからは板金屋さんのように1枚ずつ折板屋根を張っていき
柱まわりを左官屋さんのように仕上げます。
アルミ屋以外の工事が多いんです。
完成です!
3人で2日半ほど掛かりました。
これでいつ雪が降っても大丈夫ですね。
ジーポートneo3台用 積雪2m 角柱タイプ横材付き
間口8.511m×奥行5.456m